第3日:3月16日 遍路転がしを登る
今日は、11番藤井寺を出発。へんろ転がしを登り12番焼山寺へ。その後、一気に徳島市内まで。ゴールは17番門前のおんやど松本屋。歩行距離41.2kmと厳しい1日となりそう。松本屋予約時に、ご主人から「うちまでは来れないのでは?」と心配いただいたが、「18時までには必ず行きます。」と約束している。
6:15 旅館吉野を出発。
旅館吉野 |
6:25 11番藤井寺より歩き始める。
藤井寺を出発 |
すぐに先行する同宿の2人ともう一人を追い抜く。急な登り坂が続くが、膝は問題無し。
7:20 3.2km登り長戸庵に到着。
快晴で爽快。吉野川平野を望む。
こんな道、どうやって作った? 自然に出来た?
8:10 3.4km登り、柳水庵に到着。給水。10分休憩。
途中の標識。「ぎゃあてい会」?
8:50 更に2.2km登り、浄蓮庵に到着。標高745mと本日最高地点。最後の登りはきつかった。
本日の宿の看板がここに |
9:25 最下点標高400mに到達。以降焼山寺まで急な登り坂が続く。
途中の最下点の谷川 標高400m |
最後の遍路転がし |
途中の標識 |
急坂 |
急坂に標識 |
10:00 谷川から約2.5km、標高差300mを登り12番焼山寺に到着。
お参りを済ませ納経所へ。ここだけ納経料が500円。他の霊場は300円。ここで飲み物を買うべきだったが失念。あとで辛いことに。
これから宿までまだ30km。がんばろう⁉️
10:35 13番へ向け下り出す。路面に石がゴロゴロしており、歩くのが厳しかった。
10:55 杖杉庵通過。
11:20 鍋岩通過。休憩所と飲み物の自販機を期待したが無かった。立派なトイレはあったが。ここから急な登りの山道を玉ヶ峠庵まで登る。
この登りも厳しかった。
12:02 玉ヶ峠庵にようやく到着。2人休んでいたが、挨拶して通過。
この後は、ダラダラと下りの舗装道路が続く。日射があり水を消費。ペットボトルが空に。しかし、コンビニも自販機も無い。焼山寺で買っておくべきだった。
13:00 ようやく県道に出る。待望の自販機も。
ここからは平坦な道路が続く。と思っていたが、直ぐにへんろ道は右への標識。川の反対側の小径を行くと
13番まで12km |
更に小さな峠を越えると歩道専用の潜水橋(沈下橋)。
潜水橋 |
13:23 これを渡り県道に戻る。
ここからが長かった。行けども13番までの残り距離はなかなか減らず。膝の痛みは気にならないが、右足の第4指にマメができて痛み出した。
そんな時に元職場の先輩中西さん、今村さんからLINEが着信。バス停のベンチで休憩しながら応答。タイムリーに休憩が取れた。
この日、宿のご主人とは18時までに宿に着くと約束している。後に14、15、16番が控えており、16時までには13番を出発したい。マメは痛いが無視して加速。なんとなく歩けて、マメの痛みが気にならなくなる。
14:45 徳島市に入る。
15:30 13番大日寺を打つ。早速お参りと納経。これで18時に間に合いそう。
常楽寺へ |
16:10 14番常楽寺を打つ。
14番常楽寺本堂 |
16:28 15番国分寺を打つ。
観音寺に近づき、散歩の男性とあいさつ。「17時で閉めるみたいなので急いで。」
17:00 本日最後の16番観音寺に到着。
17:45 更に1.8km歩いて本日の宿「おんやど松本屋」に到着。17番井戸寺至近。即入浴。「15分で入れ。」18:15から夕食。泊り客全員そろって夕食がルール。自分の到着が遅く夕食開始が15分遅れたm(_ _)m
豪華な夕食 |
本日の泊まり客は、私を含めそれぞれ単独で日本人とフランス人男女各1名の4人。フランス人男性は70歳、50日かけて四国88ヶ所を歩いて回り、その後高野山へも行く予定。だそうです。宿の女将さんが英語でコミュニケーションしようとするが、うまくゆかない(^^ゞ
女将さんによると、11番から1日で来たのは記憶では2人目。もう一人はトレッキングか何かの選手だったとのこと。足の痛みはあるが、この言葉や今日歩き通せたことで、この先行ける自信がついた。
そこで、5日目23番を打った後の宿を予約しようと日和佐の村上旅館へ電話。すると「もう宿泊はやっていません。」他の宿は全く電話に出てくれない(-_-;) 最後にネット予約できるドミトリー形式の「壱THE HOSTEL」が予約出来た。男女混合⁉️の相部屋 で素泊まり。
22:00 就寝。
今日の歩行データ
累計:79.2km
歩数:65,739歩
コメント