第5日:3月18日 山を越え23番薬王寺へ

 今日は、鶴林寺、太龍寺と山上の霊場を回り、その後長距離を歩いて徳島最後の薬王寺を目指す。歩行距離41.6kmと厳しい。宿の朝食を断り、コンビニ食に変え早く出発することでなんかしよう。

5時起床。昨晩コンビニで調達したサンドイッチで朝食。6時鶴林寺へ向け、登り始める。予報気温6℃、風が強い。寒い。

整備された登山道

次第に斜度がキツくなり苦しい。

水呑不動で給水。


遠く21番太龍寺方面と那珂川を望む。20番を打ったらあの川まで降りることに。

6:55  20番鶴林寺に到着。こんな早朝なのに、他に参拝者2人。

鶴林寺本堂

急ぎ21番太龍寺を目指すも、下りの階段状登山道がずっと続き戸惑う。右の膝が痛く、速く下れない。

那珂川水面レベルまで下りるのに40分を要した(>_<)

那珂川より太龍寺山を望む。

太龍寺道を進む。


川沿いの緩やかな登り坂
風が無ければとても気持ちよかっただろう。

最後は、階段状の急な登り坂が1.8km続く。厳しい。

9:05  21番太龍寺に到着。

ここは、歩きだといきなり納経所。境内が広く、戻ってくるのも大変なので、読経前に納経を済ます。



強風のためか、定休日か、ロープウェイが止まっており、山上駅の待合室が閉ざされている。室外で昨晩コンビニで調達したオニギリを1個食べる。

太龍寺から舎心ヶ嶽までは、88ヶ所の御本尊のレプリカ?が並んでおり、「南無大師遍照金剛」を唱えながら進む。

9:55  舎心ヶ嶽に至り、これよりは「いわや道」を歩く。

舎心ヶ嶽

いわや道へ

岩を越えて


足を踏み外すと奈落の底へ

いわや道、平等寺道を歩き11:45阿瀬比の集落に到着。これからは平坦な道だと思っていたが・・・大根峠が立ちはだかる。

大根峠

階段状の登りが心臓と筋肉を痛めつけ、下りが膝を砕く。

最後の長い下りを抜けると、のどかな集落となり、のんびりと歩く。

のどかな風景の集落を行く

12:20  22番平等寺を打つ。



参拝後、2個目のおにぎりを食べる。ここから今日のゴール23番薬王寺までは、海岸沿いと山間の2コースがある。距離の短い山間のコースを行く。途中から国道55号。20kmもある(>_<)

12:50  出発。納経が終わる17時までに23番に薬王寺に着きたい。ここまでのアップダウンでかなり疲労があるが歩くしか無い。いつの間にか足の痛さを無視して歩ける様になっていた。

7km先の海沿いコースとの分岐点で道に迷いそうになったが、それ以外はトラブル無し。この間写真無しm(._.)m

17:10 23番薬王寺に到着。残念ながら納経は終わっていた。明日7時に納経しよう。

23番薬王寺山門

本堂への急階段が膝を直撃

今日の宿「壱THE HOSTEL」にはすぐに到着。男女混合のドミトリー形式だと言うが。

今日の宿「壱THE HOSTEL

宿泊者10名中8名が外国人

外出する若い男性外国人とすれ違い挨拶。共用スペースに数人。いずれも若い外国人。にこやかに迎えられる。幸か不幸か自分は3人部屋に1人。荷物を広げられるので助かる。

3人部屋なのでベッドが3台

すぐに夕食に出かける。宿の主人おすすめの「ひわさ屋」へ。海鮮と阿波尾鶏が売り。
すると、そこに先程宿ですれ違った若い外国人男性が。他の高齢?日本人客と親しく話しているので割り込まず。
今日のおすすめから、グレ白子ぽん酢をいただく。

グレ白子ぽん酢
初めて食べる。柔らかいチーズの様な感じ?阿波尾鶏の白焼き定食もいただく。

食後、明日の朝食をコンビニで調達して宿に戻る。

ライトアップされた薬王寺多宝塔

洗濯、シャワー後就寝。

今日の歩行距離41.6km 累計165.3km 歩数74,754歩




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