第31日:4月13日 結願に向け最後の5寺を巡拝

 今日は結願を目指し最後の5寺を巡拝する。屋島、八栗山と登り&下り、更に長距離歩行の後に女体山越えが待ち構えている。納経が終わる17時までに88番大窪寺に辿り着けるか。最後も厳しい1日となりそう。

6:10  屋島ロイヤルホテルを出発。84番屋島寺へ向け登り始める。舗装された急坂が延々と続く。これもまた辛い。

あの山の上まで

急な登り坂が続く

車で登り口まで来た女性2人組と挨拶を交わすも、直ぐ置き去りにする。山上から降りて来る老若男女多数。土曜日だからか、毎日なのか。挨拶を交わすと声をかけてくれる。人がいるとどうしてもピッチが上がる。

6:55 急坂を克服し、84番屋島寺を打つ。






人がほとんどいないので、気持ちよく声高に読経。お参りを済ませたが、やはり納経所は閉まっている。納経所横のベンチで待っていると、ジャージ姿の地元の男性が話しかけて来る。いろいろ話すうちに展望台へ案内してくれるという。瓦投げをやっているところで、高松市を一望出来る。市内にゴルフ場あり。市街至近。パブリックだそう。土日祝7,000円!


展望台から高松を一望

納経所へ戻ると納経所のスタッフが勢揃いしている。線香を購入。しかし、納経は8時までやらないと言う。

8:00  納経を済ませ、85番八栗寺へ向け歩き出す。最初は急で狭い下りの山道。滑らないよう要注意。更に街中をあるいて、最後は屋島と同様に舗装された急な坂道を登る。

振り返ると屋島

延々と急な坂道を登る

坂道を登り切るとお大師様がお迎え

9:20 85番八栗寺を打つ。






八栗寺から志度寺までは6.5km。最初はやや急な下り車道。脚に応える。スピードも上げられず。

平坦な市街地の旧道を歩いていると突然コトデンが。知らない間に線路と海が迫っている。


海が迫る

平賀源内生家

11:00  86番志度寺を打つ。






志度寺から長尾寺までは7km。平坦だが基本的に登り。途中、昨夜大学同期の成瀬君が勧めてくれた「さぬきうどん 」で讃岐うどんをいただく。美味しかった。

冷やぶっかけ中@溜

麦畑の中を行く

13:05 87番長尾寺を打つ。大型観光バスが止まっておりヒヤリ。





長尾寺から大窪寺までの距離は15.1kmの表示。時刻は13:30。納経終了の17時までに大窪寺に着きたい。

前山ダムの手前まで来た。手書きの標示あり。車道は相当大回りで到底17時に間に合わない。厳しいが距離が短いルートを選択。

川沿いを行く


緑の紅葉が美しい

ようやく女体山登り口か

最初は舗装路だったが、次第に山道が入り、厳しくなってゆく。

15:50ようやく女体山登り口に到着。ここからは厳しい登山道が続く。最後は岩場を這うようにしてよじ登る。


上の方で岩場が待っている

16:20  最後は岩に打ち込まれたハンドルを頼りによじ登り、女体山山頂に立つ。




標高774m

すぐに大窪寺へ向かう。距離は1.1kmで17時は楽勝かと思いきや、とても厳しい下り山道が延々と続く。

16:50  ようやく88番大窪寺に到着。納経所に駆け込む。無事納経(御朱印)と結願証(2,500円)をいただく。いつの間にか後ろに行列。


結願証

その後、落ち着いてお参り。境内を見てまわる。







17:25  今日の宿「民宿八十窪」に到着。ここ2日出来なかった洗濯を実施。入浴したら即夕食。

結願の宿

赤飯と鯛でお祝い

宿の客は私を入れて4人。他は、フランス人夫婦とドイツ人女性。フランス人男性は数年前に歩いて結願。今回奥さんを帯同して結願とのこと。
お女将さんに本ブログを共有。以前、若い人で27日で歩いて回った人がいたとのこと。31日でもかなり早い方。明日の移動について相談。志度へ行くバスがある。志度からJRの特急うずしおが1時間おきに走っており、徳島へは簡単に行けそう。また、おへんろ交流サロンへの立ち寄りを勧められ、始発バスに乗ることに。

今日の歩行データ

距離:37.3km
累計:1,116.4km
歩数:58,601歩


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